お互いを尊重する
現代にふさわしい武道
合気道は、開祖・植芝盛平翁(1883~1969)が日本伝統の武術の奥義を究め、
さらに厳しい精神的修行を経て創始した現代武道です。
合気道は、相手といたずらに力で争いません。
入身と転換の体捌きから生まれる技によって、
お互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ね、
心身の錬成を図るのを目的としています。
合気道は他人と優劣を競うことをしないため、試合を行いません。
お互いを尊重するという姿勢を貫く合気道は、
現代にふさわしい武道といえるでしょう。
合気道が「和」の武道といわれる所以もここにあります。
合気道の健康効果
姿勢が良くなる
正座法や技の稽古で、腹筋や背筋が鍛えられ姿勢が良くなるといわれています。
護身術が身に付く
いろいろな技を習得する事で自然と護身術が身に付くとされています。
バランス感覚が育成され、
体のねじれやゆがみを
矯正する
左右同じ動きで技を繰り返し練習するため、左右の体のバランスが良くなるとされています。
体幹が鍛えられる
基本動作・さまざまな技の稽古により、体幹が鍛えられるとされています。
血行が良くなる
裸足で畳の上で稽古を行うため、足のツボが刺激され血行が良くなるとされています。
ダイエットになる
有酸素運動ができるので、ダイエットにつながるともいわれています。実際に会員の方で4-5kg痩せた方もいらっしゃいます。
合気道家 塩田剛三
塩田合気道・宗家 塩田泰久の父である、
塩田剛三(しおだ ごうぞう/1915年9月9日 ~1994年7月17日)は、
東京府四谷区(現・東京都新宿区四谷)出身の合気道家である。
合気道開祖・植芝盛平の高弟で、
1954年の日本総合演武大会において最優秀賞を受賞し、
卓抜した技量と遊び心溢れる演武で多くの人を魅了した。
身長154cm、体重45kgと非常に小柄な体格ながら「不世出の天才」と
高く評価され、「現代に生きる達人」とも謳われた。
漫画『グラップラー刃牙』に登場する
柔術家・渋川剛気のモデルとしても有名である。